いよいよ今夜は祇園祭の夜のクライマックス「宵山(よいやま)」。
昨晩15日は「宵々山」、14日は「宵々々山」。
毎年この時期はまだ梅雨明けしていなくて、雨が降ることも多々あるのですが、今年は早く梅雨明けしたため、連日好天で最高の祭日和。
しかも宵山の夜が土曜日で、明日の巡行は連休中日ということで、文句なしの好条件。
祭の中心部から徒歩10~15分、京都の飲食街の真ん中にある当店「浜町」は、きっといつも以上に忙しいと思われがちなのですが・・・。
オープンして12年、オープン当初はここで働く自分たちも祇園祭なんやから忙しいはず、と思って気合をいれて営業に臨んでいたのですが、毎年不発?
というよりも、普通の日よりも逆に暇になる。
理由は色々と考えられるのですが、
①たかが徒歩10~15分、されど・・・。祭の中心部から微妙に離れている
②浜町のお客さんは地元の方が多く、そういった方々が普通の日なら浜町に来ていただけるのに、お祭り中はそっちに流れて、屋台などで買って飲食される傾向が強い
③京都の夏は「川床」に人気が集中する。姉妹店の「よし菜」は浜町と正反対に祇園祭中非常に忙しい
結論として、屋台とかではなく、ちゃんと食事をして、お祭も見に行かれるのなら、いつもよりもお客さんの少ない浜町は穴場であり、おすすめです。
ただ、明日17日の昼間の山鉾巡行時には、このあたりも祭の中心部に様変わりするので、今年の好条件(天気、曜日など)からすると、お昼の特別営業は大爆発する可能性が大です。