年に一度の出荷です。

 

淡麗な辛口酒しか醸さない八海山が年に一度だけ出荷するらしくない豊潤旨口の純米原酒です。

綺麗な飲み口とキレの良さで当店でも人気の一本ですが、

これはなんと日本酒度-1と甘口の表記です。

(日本酒度は+になればなるほど辛口で、レギュラーで置いてある本醸造は+6)

 

今まで甘口の八海山って・・・

と敬遠していたのですが、一口飲んで素直に「旨い」と唸りました。

甘口の表記ですが、綺麗な飲み口と喉越しはそのままに全く雑味がなく

純米原酒特有の吟醸香(特別純米ですが精米は55%なので純米吟醸と一緒です)

と口の中で広がるボリューム感、誰が飲んでも「美味しい」と感じる一本です。

 

さすが人気の「八海山」懐が深いと感服しました。

出来れば年に一度と言わず、通年販売して欲しいものです。

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大阪の銘酒 天野酒(あまのさけ)

久しぶりの日本酒紹介です。

 

 

この日本酒らしからぬラベルが目を引く

大阪河内長野市の西條合資会社さん醸造の

『天野酒(あまのさけ) 生もと純米 無濾過生原酒』

   (日本酒度+2 酸度2.6)

 

味わいはラベルに負けずパンチが効いており

「生もと造り」の特徴の酸味と旨みが一体となって口の中に広がります。

 

個人的にはあまり酸味の利いたお酒は得意ではないのですが、

飲み口が非常にキレイでのど越しにキレを感じるので、

少し濃い味付けをした「金目鯛のあら炊き」や「鮪ほほ肉のガーリックバター焼」

などと一緒に食べれば抜群に美味しく感じられると思います。

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竹の子!

 

先程常連のT村夫妻様から掘り立ての立派な竹の子を頂戴しました。

左京区の静市(京都市の北部)で朝から取ってこられたそうです。

早速店のお料理に使わせていただきます。

 

いつもありがとうございます。

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京都桜情報

木屋町通の桜

浜町は、京都の飲食街の中心地、木屋町通(きやまちどおり)という縦の通りと、

三条通(さんじょうどおり)という横の通りの交差点の近くにあります。[地図を表示]

 

木屋町通の横を平行して、あの森鴎外の小説で有名な高瀬川(たかせがわ)が流れています。
そして、その高瀬川と木屋町通に沿って桜並木が南北に約3キロ?ほど植えられています。

桜の咲く時期には木屋町通は高瀬川を眺めながら花見ができる散歩道になります。

(写真は、店を出てすぐ東側に咲いている去年の桜です。下を流れているのが高瀬川です。)

 

神泉苑の桜


神泉苑は、二条城のすぐ南、京都の東と西を結ぶ地下鉄東西線の二条城前駅から

徒歩3分の所にあります。
通りでいうと、堀川通御池西入ル約500メートル北側。

私(店長)の住んでいる所は、そこからさらに100メートル西に行ったところなので、

ほぼ毎日神泉苑の前を自転車で通って店まで出勤しています。

(下の写真は去年の満開のときの写真です。)

 

行かれたことがない方にはぜひ今春、神泉苑に寄ってみられることをお勧めします。

 

京都御所(ごしょ)の桜

 

私が京都の桜の名所ナンバーワンだと思っている京都御所(御苑)の桜のすばらしさをご紹介します。

 

御所の桜と言っても、東西約700メートル、南北約1300メートルの広大な敷地内には、あちらこちらに数多くの桜の木があります。
そんな御所の中で、特に色々な種類の桜が1ヶ所に咲き乱れている場所があり、位置的には、御所の北西角、今出川通の同志社大学の正門の真向かいにある 今出川御門から御所内に入ってすぐ右手にある公園の周辺です。

そこの桜たちがどうして京都ナンバーワンだと思われるくらいすばらしいのか、私なりの考えで説明をいたします。

 

理由のその1
先ほども書いたように、色々な種類の桜が1ヶ所にまとまって咲いている。
桜の木の種類に関しては名前などあまりよく知りませんが、枝のはり方、花の形・色、木の大きさなど、本当に様々で、それらが群がるようにこの一帯に咲いています。
理由のその2
御所内には桜だけでなく、松をはじめいろいろな木や花が植えられており、それら木々の緑が桜の花の色をより際立たせている。
理由のその3
京都市内の街の真ん中に位置していながら、御所は(人工的かもしれないけれど)広大な森のような空間で、植物の宝庫であり、街の喧騒から遮断された場所です。そのため、横を車が走っていたり、人間の生活臭がしたりという事がなく、非常に心安らかに桜の美を鑑賞できるから。
理由のその4
御所の木々は、道端に植わっている木々とは違い、非常に手入れが行き届いている。たぶん、日本でもトップクラスの植木職人さんたちが常に手入れをされており、そこらの木々とはお金のかかりようが違うと思うのです。

行かれたことがない方にはぜひ今春見に行っていただきたいと思います。


(上の桜の写真の2枚は去年の満開のときのものです。)

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広島のお酒

先日、私事ながら実家の広島に帰省した際に見つけたお酒をご紹介いたします。

仕事柄ついつい酒屋さんに足が向いてしまうのですが、

京都でなかなか手に入らない地元の酒を見つけると迷わず購入してしまいます。

ただ、一升瓶は重いのでいつも四号瓶です(苦笑)

 

右側は全国的にも有名な「酔心(すいしん)」

軟水で仕込んであるので飲みやすいのが特徴ですが、今回は50%磨きの大吟醸で

しかも原酒。マスカット系の香りが楽しめます。

 

左側は「旭鳳(きょくほう」

恥ずかしながらこちらは全く知りませんでした。

広島県の酒造米の「八反錦」を使用した純米吟醸で

地元では人気急上昇のお酒です。

やさしい口当たりと、ほのかな旨みが調和しています。

 

興味がある方はスタッフにお尋ねください、おすそ分けしますよ(笑)

しかし日本酒は奥が深く知らない銘酒がまだまだありますね。

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立春朝搾り

平成24年の『月の桂 立春朝搾り 純米吟醸 生原酒』です。

(グラス850円 酒器1150円)

年に一度立春の2月4日の早朝に瓶詰めされた限定の一本です。

浜町で取り扱いを始めて3年目になりますが、例年フレッシュで荒々しい味わいです。

あいにく昨日は土曜日で残り3合ほどですが、よろしければお試しください。

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メリークリスマス

クリスマスをイメージして和食屋らしくこんな日本酒を仕入れました。

 

 

左側 『庭のうぐいす 特別純米 ふゆにごり』(福岡)

 【グラス700円 酒器950円】

クリスマスらしく赤のラベル、そして雪をイメージした?白いにごり酒です。

味わいは非常になめらかで、ジューシーに仕上がってます。

シャンパンやワインで祝うのも良いですが、日本酒もアリなのでは?

 

 

 

以前からお願いしていた酒器が届きました。

いつもお世話になっている八幡市男山の美桜窯さんの力作です。

これでますます日本酒が楽しくなります。

 

 

 

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『どぶろっく』

 

『どぶろっく』このネーミングどうですか?

洒落てますね。

青森県の八戸酒造さんの新酒です。

正式名は『陸奥八仙 どぶろっく 純米活性にごり酒 密栓』

日本酒度はマイナス12と非常に甘口とありますが、飲んでみると・・・

「ん、甘口というよりドライな感じ」

さらに微炭酸がのど越しを刺激して甘ったるい「どぶろく」と全然違い何杯でもいける感じです。

ただ飲み易すぎて酔っ払ってしまいそうです。

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冬の味覚の代表選手!

 

冬は海の幸が最も美味しい季節ではないでしょうか。

河豚(ふぐ)、鮟鱇(あんこう)、鰤(ぶり)、九絵(くえ)、鱈(たら)などなど・・・。

 

そんな中でも蟹(かに)は横綱クラスの存在ではないでしょうか。

お値段も横綱クラスですが・・・。

 

写真は昨日ご予約で承って仕入れた「ズワイガニ(雄)」です。

お客様が食べていらっしゃるのを、うらやましそうに見つめてしまいました。

 

蟹に限らず、河豚でも九絵でも、ご予約いただければ仕入れてお料理いたしますので、ぜひご相談ください。

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ひさしぶりの更新です。

ご無沙汰しております、一ヶ月ぶりのブログ更新です。

今回も私の大好きな日本酒を紹介したいと思います。

まずはコレ

『英勲(えいくん) 特別純米 無圧ひやおろし 無濾過生原酒』(京都)

 

個人的には京都のお酒よりも滋賀県や山形県のお酒が好きなのですが

久しぶりに飲んでみると無濾過でしかも無圧という手間をかけただけあって

口に含むと非常に香りが良く、しかもひと夏寝かした「ひやおろし」の特徴である

まろやかさと豊満な余韻が、心地よい飲み口に仕上がっていて驚きました。

以前この斉藤酒造さんの純米大吟醸『古都千年』は良く飲んでいたのですが、

今回ご紹介している『無圧ひやおろし』の方が米の旨みと濃醇な味が堪能でき、しかもリーズナブル。

個人的には今まで滋賀県産の地酒の酒質がまさっていると思ってましたが、この一本で

京都伏見の懐の深さを痛快しました。

 

お次はコレ

 

『加茂福 純米吟醸 五百万石 無濾過生原酒 +12』(島根県)

 

このお酒はある意味貴重です。

先日ネットのニュースで「これからは日本酒の古酒がブームになる」という記事を読んで

ミーハーな私は早速懇意にしている酒屋さんに相談しました。

いままで蔵で熟成された古酒(だいたい3年物)は飲んだことがあったのですが

コレはなんと5年もの!

酒屋さん所有の特殊な低温の冷蔵庫(マイナス7℃)でゆっくりと熟成されたものです。

以前飲んだときは辛さばかり際立ってふくらみの無いお酒だなという感じだったのですが、

寝かせることによって純米無濾過の良さである米の旨み、ふくよかな口当たりが生きて

しかもしっかりと辛口らしいドライな余韻は残り良い酒質になってます。

このお酒に出会ってますます日本酒の奥深さを痛感しました。

 

最後にお酒ではないのですが

 

『鮟鱇(あんこう)』

 

「あん肝」や「味噌鍋」などでご用意してます。

 

 

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