ご無沙汰しております、一ヶ月ぶりのブログ更新です。
今回も私の大好きな日本酒を紹介したいと思います。
まずはコレ
『英勲(えいくん) 特別純米 無圧ひやおろし 無濾過生原酒』(京都)
個人的には京都のお酒よりも滋賀県や山形県のお酒が好きなのですが
久しぶりに飲んでみると無濾過でしかも無圧という手間をかけただけあって
口に含むと非常に香りが良く、しかもひと夏寝かした「ひやおろし」の特徴である
まろやかさと豊満な余韻が、心地よい飲み口に仕上がっていて驚きました。
以前この斉藤酒造さんの純米大吟醸『古都千年』は良く飲んでいたのですが、
今回ご紹介している『無圧ひやおろし』の方が米の旨みと濃醇な味が堪能でき、しかもリーズナブル。
個人的には今まで滋賀県産の地酒の酒質がまさっていると思ってましたが、この一本で
京都伏見の懐の深さを痛快しました。
お次はコレ
『加茂福 純米吟醸 五百万石 無濾過生原酒 +12』(島根県)
このお酒はある意味貴重です。
先日ネットのニュースで「これからは日本酒の古酒がブームになる」という記事を読んで
ミーハーな私は早速懇意にしている酒屋さんに相談しました。
いままで蔵で熟成された古酒(だいたい3年物)は飲んだことがあったのですが
コレはなんと5年もの!
酒屋さん所有の特殊な低温の冷蔵庫(マイナス7℃)でゆっくりと熟成されたものです。
以前飲んだときは辛さばかり際立ってふくらみの無いお酒だなという感じだったのですが、
寝かせることによって純米無濾過の良さである米の旨み、ふくよかな口当たりが生きて
しかもしっかりと辛口らしいドライな余韻は残り良い酒質になってます。
このお酒に出会ってますます日本酒の奥深さを痛感しました。
最後にお酒ではないのですが
『鮟鱇(あんこう)』
「あん肝」や「味噌鍋」などでご用意してます。